無処理(白アルマイト)
アルミ素地そのままでアルマイト処理をします。
素地に比べ若干の艶は落ちますが、少し光沢は残ります。
アルマイトとは(陽極酸化処理)
アルミニウムを陽極(+極)で電解処理して人工的に酸化皮膜(アルミの酸化物)を生成させる表面処理のことです。
アルミニウムは酸素と結びつきやすく、空気に触れていると非常に薄い酸化皮膜を作ります。
この自然に作られる皮膜で保護されているので耐食性が良いといわれています。
しかし、この自然に作られる皮膜は非常に薄いので、環境によっては化学反応で腐食してしまいます。
そのため人工的に厚い酸化皮膜を作ることでより錆びにくい膜を作る技法の1つにアルマイトがあります。
アルマイト染色
アルマイト処理でできた膜は無色透明なので様々な色に着色できます。
酸化皮膜に染み込ませるように着色するので、皮膜が剥がれない限り色の剥げ落ちがないメリットがあります。
ただし、染料自体耐候性が低く紫外線に当たると変色、色抜けが起こってしまいます。
アルマイト染色の特徴・メリット・デメリット
表面処理の種類
アルミ素地そのままでアルマイト処理をします。
素地に比べ若干の艶は落ちますが、少し光沢は残ります。
髪の毛のような細い線状の模様が単一方向に入った仕上げのことです。
アルミニウム素地を化学薬品にてマット加工にします。
光沢の無い表面処理になります。
光の反射を抑えるので、文字のデザインが見やすくなります。
鏡の様な光沢になります。
とても高級感のある仕上がりとなります。
アルミ素地を研磨剤にて研磨する事で艶がなくなり、アルミ表面が白い表現になります。
染色用の染料に白色が無い為、表面を白っぽく見せたい時に用いる表現方法です。